おぐに老人保健施設　（おぐにろうじんほけんしせつ）

　当施設は、平成１１年、県北に位置する小国町に介護老人保健施設として開設しました。南小国町、小国町の２ヶ町、いわゆる『小国郷』には黒川温泉や杖立温泉をはじめ多数の温泉地があり温泉郷でもあります。小国中学校の校歌に「鉾杉かすむ湧いた山・・・」とあり鉾杉＝小国杉が産物です。

　当施設は地産である小国杉材を使用した木造建築で、他の施設には見られない特徴であります。木の温もりや落ち着いた雰囲気と独特の安らぎ感は、地元の高齢者にマッチしているように感じます。併設病院で自治体病院である小国公立病院を母体とし、当施設及びおぐに訪問看護ステーションによる２４時間対応等、利用者様の在宅復帰及び在宅復帰後の生活支援に全力で取り組んでいます。

現状としては、高齢化に伴い認知症高齢者の増加や医療依存度が高くなり特養化しつつある昨今、高齢者医療に対応できる施設である様努めて参ります。安心して慣れ親しんだ地域で生涯を終えられる様に、又地域の方々に信頼され期待される施設を目指しています。