あさひコート　（あさひこーと）

　あさひコートは、宇土市の中心部にある金森医院（明治42年創業）に併設する老健施設です。「自由と自立・人格の尊重・地域とのふれあい・家庭復帰」という４つを基本理念に掲げ、平成５年４月に開設しました。
　施設は平屋造りで、ほとんどの居室が個室であることが大きな特徴です。個々のプライバシーを保ちながら生活できることがとても喜ばれています。また施設のもう一つの特徴として雰囲気の異なるケアが選べることです。施設は利用定員60名中40名が過ごされる「あさひコート本館」と20名が定員の「あさひコート別館」に分かれています。「あさひコート本館」は大人数で賑やかな雰囲気です。レクレーションや体操が盛んに行われています。「あさひコート別館」ではユニットケアを実践しています。居室とリビングが近く、10名ずつの2ユニットであるため、家庭的な雰囲気が好評です。

　私たちは開設以来、在宅復帰・在宅支援に力を注いでいます。入所生活が終わった後のご自宅での生活も支援していきます。また熊本県より「宇城地域リハビリテーション広域支援センター」の認可を受け、リハビリの啓蒙を地域へ行っており、宇土市における介護予防の担い手として、その役割を果たしています。
　これからも在宅支援の系列事業所と共に、地域ケアの中核施設として“誠実であたたかい”保健・医療・福祉サービスを提供して参ります。